外国の映画が日本にやってきたとき、題名をどうするか、というのは大変センスが問われる問題だ。アメリカの映画なら、うまく邦題が考えられなくても、そのままカタカナにしてしまうという無難な手段がある。でも英語圏以外の映画をどうするか。とくにオリジナル言語の特別な表現だったり、context-specificな言い回しの場合どうするか、となると、邦題をつける人の日本語表現能力に頼るしかない。
なぜ急にこんな話をしているかというと、最近中国や台湾の映画を中国語で見るようになり、それが日本に輸入されたときにつけられる邦題に、ドッヒャーと笑わされたから。【向左走,向右走】という金城武が出ている映画が間もなく日本で公開されるらしい。その邦題が「ターンレフト、ターンライト」。本来の可愛らしい響きが全然再表現されていないし、直訳するのはまあ仕方ないとしてなぜ英語?もっと滑稽なのが【十面埋伏】という映画。確かに大した内容ではないが、いちおう中国語の題名は響きもきれいだし、字面も美しい。それがなぜ日本で公開されることになると、「LOVERS」という題になっちゃうんだろう。それだったら【十面埋伏】そのまま日本語読みで使えばいいのに。。。
全く同感。
Posted by: tianan at September 1, 2004 12:16 PM